2014年8月13日水曜日

分散化した株式について

先週の台風はかなりひどかったようですね。皆様のお住まいの地域は如何でしたでしょうか。私が住んでいる地域は、雨風がひどかったものの、特段大きな被害ななかったようです。


今回は分散化した株式の整理ついてご紹介します。


創業者一族などが保有していた株式が、代が進むにつれて、相続などで息子や孫に移動していき、気づいたら株主の数が多くなっていた。しかも、その株主は経営に関与しない株主ばかり。どうしよう!


このように株式が分散化してしまうケースは良くあります。


株式が分散化しているため、こんなご相談を頂きます。

「今後、会社の経営を息子に任せたいが、分散化した株式を整理できないものか。」

「放置していてもいいけど、株主には法的権利があるので、やっぱり気になる。」

「いつか株式の買取を請求されたらどうしよう。」などなど。


株式に関してお悩みの経営者の方も最近は多くなってきたように思われます。


では、分散化した株式はどのように対処していけばいいでしょうか。最も妥当な方法としては、株式を引き取る方法が考えられます。


ただ、引き取るというと簡単に聞こえますが、注意しなくてはいけない点も多くあります。


まずは、どのように引き取るかです。

無償で引き取る場合には、株価によっては貰い手に贈与税が発生したり、有償で引き取る場合には、売手に所得税が発生したりして、思わぬ税額が発生したりする場合もあります。


また、有償で引き取る場合は、誰が引き取るのかもポイントです。

買い手が法人なのか個人なのか。法人であれば、株式を発行している法人なのか、第三者の法人なのか。個人であれば、経営陣と同族の人間なのか、第三者の人間なのか、と様々なケースがあります。そして、話を複雑にしてしまうのは、その各ケースによって適正と思われる価額も変わってくるという事です。適正価額が変わる事で、税額も異なることになるので、こちらも注意が必要になります。


分散化した株式は、分散しないように管理しておくことが重要なのですが、分散してしまった場合には、適切な方法で集約化していくことになります。集約化していく方法は、法人が置かれている状況に応じて、複数考えられますので、様々な方法からベターな方法を選択していくほうが良いと思います。


事業承継等をお考えの方や、分散化した株式を集約したいとお考えの方は、まずは専門家へご相談してみてはいかがでしょうか。状況に応じた最適な方法がみつかるはずです。










最後までご覧いただきましてありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願い致します。

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